あなたが教室を開くまで・・・

このページはバサラが銀粘土教室を開くまでの過程を参考にして、
あなたが教室を開くまでに何をしたらいいのかをシミュレーション
あくまでもバサラの場合ですけどね。みなさんの参考になれば。

まず、本当にやりたいのか、自分自身にきいてみよう

 
何でも経験は大事です。ですがこれから教室を初めてみよう、というのはお仕事です。
好きなこと・趣味を仕事にできたら・・・と多くの人が思っていることでしょう。
あなたが今からやるのはその「趣味を仕事に」です。
理想と現実は違うので思ったより良いことも悪いこともあります。
本当にやれますか?やりたいことに資格は必要ですか?

さぁ、意志が固まったあなたにこれから必要なのは、やる気とちょっとの資金です。
さぁ資格を取りましょう!教室選びから


 
まずはインストラクターとして活動するために資格を取りましょう。
お近くの銀粘土教室を探してインストラクターコースがあるかどうかを確認します。
教室選びのポイントとしては・・・・
*まず
通いやすい所。10〜20回は通うことになります。
  通いやすいにこしたことはないでしょう。
  アートクレイ倶楽部のホームページから全国の教室が探せます。
*資格取得にかかる標準カリキュラム・材料費はどの教室もほぼ同じですが、
  講師毎の思い入れ、アレンジ可否、道工具代、受講料、開講日等が異なります。
  受講料はおおむね1回・2時間〜2時間半で2000円〜4000円くらいの
  ところが多いようです。1回の受講時間もよく検討してください。受講料が安くても、
  時間が短いと結局たくさん通うことになりますので注意してください。
  開講日も曜日・時間の固定のところ、固定せず流動的なところ様々です。
  あなたの通える時間や曜日にあうところを選んでください。
教室が決まったらインストラクターコースのカリキュラムを全部習得してください。
審査課題を出そう!


 
カリキュラムが無事終了したらいざ資格取得審査です。
リング・ペンダント・ブローチの3つをつくります。
3つそれぞれにいくつかの課題があります。
(合成石を埋め込むこと、いぶしをかけることなどなど)
それにそって、あなたのデザインでオリジナリティのあるものを作ってください。
審査課題制作は担当のインストラクターとよく相談の上、取り組んでください。
課題3つが無事に完成したら提出しましょう。

おっと!ここで
電気炉の購入が必要になります。
温度調整のできる電気炉を所持していないとインストラクターにはなれません。
ガスコンロでも焼成できるのに理不尽〜とお思いの方もおられるでしょうが、
ガスコンロではシリンジタイプやペーパータイプ、アートクレイゴールドの焼成や、
ガラスのフュージング、七宝など異素材との組み合わせなどができません。
それではさすがにインストラクターとしての活動はできないので、
やっぱり電気炉を購入してください。
電気炉だと表面が溶けることもなく、入れてほっとけるので便利でもありますし。
電気炉の参考価格はスーパープチが定価で54000円です。
インストラクターから購入することもできます。
電気炉を購入して、課題ができたら提出。あとは結果を待ちます。
無事合格したら・・・
  おめでとうございます!
インストラクターとして登録するのに技能認定料40000円と
日本余暇文化振興会楽習フォーラムへの入会金3000円が必要になります。
無事登録されると、アートクレイ倶楽部よりいろんな資料が届きます。
担当インストラクターから色々説明がありますので、しっかり聞いておいてください。
インストラクター登録されると銀粘土や合成石のような材料を
定価より安く購入することができます。いろいろ作品をつくって腕を上げてください。
教室をひらく準備をしよう 〜方針編〜


 
まずあなたの教室の方針を決めましょう。何をメインにやっていきますか?
*自宅教室だけ。生徒数は少人数まで。
*出張教室だけ。出張先でのみ大人数〜少人数の教室をする。
*カルチャーセンター講師。センターでのみ教室を開く。
*教室活動はせず、オリジナル作品の販売のみをする。
*注文を受けてオーダーメードジュエリーを作る。
おもな活動方法としてはこんなところでしょうか。
実際これらを組み合わせて活動されている方がほとんどです。
あと教室を開く場所も重要なポイントです。
自宅、カルチャーセンター、公民館を借りる、など
どこでやるかによって募集する人数などもかわってきます。
あなたの教室はどんな風にやっていきますか?
教室をひらく準備をしよう 〜手続き編〜


 
教室を開くのに必要な手続きです
*屋号*
  なにはなくとも「屋号」を決めましょう。
  「屋号」とは教室の名前、つまりバサラの場合は「銀粘土工房バサラ」が
  それにあたります。なくてもいいのですが、せっかくですし、各種手続きにも必要です。
  なによりこれからの「顔」になりますので決めて下さい。
  しっかりじっくり検討してくださいね。
*開業届*
  開業したら税務署に届けましょう。正式には「個人事業開廃業届書」といいます。
  開業届は一応「開業から1ヶ月以内」に提出することになっています。
  開業する地域の税務署にいけば用紙もあり手続きは簡単です。
  これを提出することであなたは「個人事業主」となります。
  また同時に確定申告の種類も選ばなければなりません。
  私の場合は税務署で聞いてみたところ、青色申告をする
  ほうが節税にもなりいいですよ、とのことだったので青色申告にしました。
  青色申告をするには「青色申告承認申請書」を提出しなければなりませんので
  開業届と一緒に提出するのがいいでしょう。
  税務関係のことは私より税務署に聞いて頂く方が間違いないので、
  確定申告などは、開業届を提出するときに色々聞いて下さい。
主な手続きはこれくらいです。
意外とあっさりでしょう?だからこそ個人事業は自己管理が大事なんです。
教室をひらく準備をしよう 〜物品編〜


 
さて手続きができたら、次は物品の用意・購入です。
購入する量はあなたの方針によってずいぶん差があります。
一般的に体験教室などをする場合は基本的な道工具+銀粘土が、
最低限教室で受け入れる人数分必要です。
合成石やチェーンなども用意しておくといいでしょう。
インストラクターによって使っている物などが異なりますので、
実際にいろんな体験教室などにいかれてどんな物を使っているのかを
ご覧になっておくといいとおもいます。
最近では100円ショップやホームセンターでも活用できる物が
色々販売されていますので、そういったお店は是非活用して下さい。
基本的な物以外は、はじめからガッチリそろえるのではなく、
実際に教室をやってみて必要があればそろえましょう。
いきなり大赤字はつらいですからね。
忘れがちですが、事務的な教室の領収証なども必要です。
ここで買った物はすべて経費として計算できますので
必ず領収証はもらいましょう!ここで胸を張って屋号をいってください。
教室活動開始


 
さぁこれで必要な準備は整いました。
あとは広告などで生徒さんを募集して、教室を運営していくだけです。
バサラのようにホームページを作るも良し、フリーマーケットなどで作品を販売するも良し。
コンテストに参加して腕を磨くのもいいですね。
あなただけの教室運営をしてください。
がんばって!
おまけ 〜主婦の方へ・・配偶者控除〜


 
自宅で教室を開こうという方には、主婦の方が多くおられます。
かく言うバサラもその1人です。主婦の方には頭の痛い税金の問題。
おまけとしてバサラが税務署で聞いた話を書いておきます。
家庭の状況によって違うと思われますので具体的な金額は
税務署で確認して頂きたいのですが、要約すると「配偶者控除は平成16年から減るので(38万までになるのかな?)控除は気にせずに働くといいですよ。ただし一定額(130万くらいだったかな)を越えると保険の扶養家族にならなくなるので、国民健康保険を自分で払う必要があります。そうなると保険料の負担がかなり増えるので、そこは家計と相談して下さい」といった内容でした。
来年からどんどん制度も変わるようですし、どうなるのかなぁ・・・と思われたら税務署にご相談下さい。私の場合は割と親切に対応してくれました。
おまけ 〜サラリーマンの方へ・・開業届〜


 
この業界、特に教室運営はサラリーマンの方は少ないのですが・・
バサラにはサラリーマンで副業として銀粘土作家活動・教室活動をしていらっしゃる方が
たくさんいらっしゃいますのでその辺も踏まえて・・

よく質問で開業届って出した方が良いの?と聞かれます。
私は税理士ではないので詳しいことはわかりません。すみません。
サラリーマンなら銀粘土での収入金額が小さければ雑収入として申告すれば
良いと思いますが、金額がよほど大きい場合は開業届を出した方が
経費計上や税金の控除も受けられるのでよいのではないでしょうか。
当然ながら開業届を出したら、確定申告をする必要があります。
控除額を超える収入になる場合は所得税が発生しますね。

ちなみに、全く申告せずに収入のみ得ている方に関しては・・・
実際はたくさんいらっしゃいます。(いやほとんどかな・・)
罰則はないと思いますが・・税務署にばれない方が良いでしょうね・・・
いろいろ聞いてみた所、基本的に申告して納税する形式ですし、
税務署も暇でないので、少額なら黙殺してるのが現状です。
罰則などなど詳しいことはわかりません。
自己責任で開業届は提出して下さいね。
ちなみに出すなら1月16日以降がいいですよ。